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■大韓民国
　八万大蔵経の納められた海印寺
　1995年　文化遺産

遺産の概要	八万大蔵経は仏教の経、律、論の三蔵を集大成したもので世界の仏教研究の貴重な文献となっている。日本で大正新修大蔵経を作る際にはこれが見本とされたと言われる。現在、海印寺は75の末寺があり、韓国仏教の中軸を形成している。伽倻山の麓にあり、仏法僧の三大寺の１つ。海印寺は「法の寺」と言われる。八万大蔵経の経板を納めた板庫がある。この経板群は高麗時代に板刻されたものであり、板数が八万枚あまりに達する膨大な遺産。世界にある仏教経典類の中でも極めて重要な価値を有するものと言える。
写真ギャラリー	八万大蔵経海印寺
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