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(しょうげんじ)
北条早雲の菩提寺である早雲寺から旧東海道を少し下ったところにある。曽我十郎・五郎の兄弟ゆかりの寺。境内には、兄弟が力だめしをしたと伝わる槍突石も残る。箱根越えの無事を願った人々の地蔵信仰に端を発したものといわれている。1868年(慶応4)に明治維新の兵火にあってそのほとんどを焼失したが、曽我兄弟化粧の地蔵2体は難を逃れ、現在も裏山の曽我堂(春・秋の彼岸に公開)に祭られている。境内の隅に芭蕉の句碑がある。「山路来てなにやらゆかしすみれ草 芭蕉」探さないと気づかないほどの碑である。弟の五郎の地蔵は鎌倉時代の作で、県の重要文化財になっている。
正眼寺・境内
突石
[住所] 箱根町湯本562
[交通] 箱根湯本駅から徒歩10分
[電話] 0460-85-5638
情報更新:2007/11/28